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北海道鉄道旅行記 二日目② 弘南鉄道で田んぼアートへ

旅行日:2017.08.29

二日目行程

 

もくじ

 

 

奥羽本線:青森→弘前 寄り道のはじまり

乗車列車奥羽本線 普通 弘前行 青森15:38→弘前16:18

 

北海道にへは青森から向かう青函フェリーに乗って函館に向かうのだが、宿代節約のため深夜便に乗る。となると時間が余りに余るので、ちょっと寄り道。奥羽本線に乗って弘前へ向かう。

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観光列車TOUHOKU EMOTHION(左)と、E751系特急列車(右)。青森駅にて。

 

www.jreast.co.jp

 

安定のロングシート列車、701系に乗り込む。そんなに長い時間乗るわけではないのでいいけど。

 

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見慣れた顔ですね。

青森から弘前までは40分ほど。この区間は乗客も多く、ロングシートなのも納得がいかないでもない。

途中の駅ですれ違いの停車時間があった。反対のホームには確か電気機関車がいた気がしたので、発車してしまうんではないかと不安に思いつつ、えいっ!っと外に飛び出してばばっと写真を撮り、すぐ電車に戻った。すると車内にいたおばちゃんが、

「なんか珍しい電車でもいたっけ?」

と聞いてきた。

僕「いやまあただの機関車なんですけど~」

お「突然飛び出すからびっくりしたわ!もう発車しそうなのに!」

...ご心配かけてすみません。そこからはおばちゃんが降りる駅まで、「僕たち東京から鈍行できたんですよ~」みたいな感じでたわいもない話をした。こういう時自分から話しかけるのはあまり得意ではないので、話しかけてくれる人がいると嬉しい。

16:18、弘前駅に到着。

 

弘南鉄道弘南線弘前田んぼアート 旧東急車で田んぼアート

乗車列車弘南鉄道弘南線 普通 弘前16:30→田んぼアート16:53

 

弘前駅弘南鉄道に乗り換える。

弘南鉄道のホームへ向かうと、改札でアニメ・ふらいんぐうぃっちとのコラボ記念乗車券が売ってた。そういえばあれの舞台が青森で、弘南鉄道でラッピング電車が走ってたりしたっけ。ちょうど見ていたアニメなので買うか迷った。もう切符としての使用期間は過ぎているらしい。

けど買った。これはしょうがない。

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かわいい。

ふらいんぐうぃっちは、ファンタジー系日常アニメである。まったりしてていいよ。

 

www.vap.co.jp

 

 

さて、ホームに出ると旧東急の車両が待っていた。

 

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東急7000系。日本鉄道業界初のオールステンレス車両である(wikipediaより)。東急線内では姿を消してしまったが、弘南鉄道のほか、北陸鉄道水間鉄道福島交通で現役稼働中。 ちなみに僕はこの記事を書いている時点で、北陸鉄道水間鉄道でも乗車済みである。

中古でそのまま使っているので、手すりを見ると東急時代の名残を見ることができる。

 

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「TOKYU」「Bunkamura」の文字。完全に東急、渋谷である。文字の部分の色が剥げているのに歴史を感じる。書いてあるキャッチフレーズが微妙に古臭くて、最近のそれのような横文字が入っていないのも時代を感じてポイントが高い。

鉄道の世界でも田舎で余生を送る年寄りは多い。

 

弘前を発車すると、がたがた揺れながら田んぼのど真ん中を進む。線路の整備がいまいちなのか、ローカル私鉄ではよくあることだ。こうなると大手のようにスピードも出せないのでのんびり進む。これはこれでローカル私鉄の醍醐味である。

田舎では恒例の地元高校生たちに囲まれていた車内だったと思う。途中の駅にSLが置いてあったり、車庫にいた古そうな車両を見るために窓に張り付いたりしていたら、あっという間におめあての田んぼアート駅に到着してしまった。

 

田舎館村田んぼアート 駅前すぐの大迫力

滞在時間:1時間1分(田舎館駅より乗車)

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田んぼアート駅。

この名前がそのまんまの駅は、2013年開業と比較的新しい。お分かりの通り、田んぼアート会場ののすぐそばにある。駅を降りると、そびえたつ塔が見える。

 

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そう、田んぼアートは地上から眺めても仕方がない。

平日でガラガラなのは当然なんだが、なぜか受付に職員が三、四人ぐらいいた。・・・・・そんなにいらないでしょ、とは突っ込まず、エレベーターで塔の中を昇っていく。展望台に到着すればすぐ、モモタロサァンが目に飛び込んだ。

 

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おおおおーーー。想像以上のクオリティである。みんな凛々しい顔してるな。

これが米であるようには全く見えない。っていうかこんな変な(?)色の米がこんなにあったというのが驚きである。古代米とかで赤い粒のコメがあるのは知っていたが、葉っぱそのものに色がついているやつがあるとは・・・ 雲の部分に至っては真っ白じゃないか、蕎麦の花なのでは?と思ってしまう。この色付き稲もどうやら食べれるらしい。

ここ田舎館村にはほかにももう一か所田んぼアートをやっているところがあって、これは駅から少し遠いのだがそちらが第一会場である。そっちはヤマタノオロチスサノオノミコト(2017年度)で、写真で見る限りここよりさらに迫力がありそうだった。田舎館村にはこれを町おこしとしている。青森に行ったときは皆さんもぜひ。

 

www.inakadate-tanboart.net

 

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田んぼアートの反対側を見ると、さっきの駅が見える。こう見ると本当に田んぼのど真ん中にある駅だ。曇り空なのが残念だが、田んぼアートと一緒にただの田んぼものんびりと眺めて満喫したところで、下に降りる。せっかくなので田んぼアートのそばまで行ってみることにした。

 

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鬼はともかく、モモタロサァンに関しては横からじゃ全くわからん。下から見て上からの見栄えと見比べることで、よりこのアートのすごさがわかる。あの角度からどう見えるかを、このサイズの中できちんと計算して作っているわけだから、田舎館村の努力がうかがえる。

余談だがこの場所をgooglemapで見てみると、googleの遊び心が見られる。

...と思っていたのだが、今(2019.03.07)見たらそれがないじゃないか!季節がだめなのかな?夏には期待してますよgoogleさん。

 

弘南鉄道弘南線:田舎館→弘前 名実ともに田舎の田舎館駅

乗車列車弘南鉄道弘南線 普通 弘前行 田舎館17:54→弘前18:19

 

隣の田舎館駅は割と近くなので、せっかくだしそこまで歩いてみる。田んぼアート駅から線路沿いに通りを越えて、ちょっとした集落を過ぎるとすぐ田舎館駅だ。

 

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まあわかっていたから向かったのだが、話に聞いたとおりなかなか味のある駅である。

駅前だからといって何かが整備されているでもなく、目の前に倉庫があるせいで、この駅まで倉庫に見えてくる。古びたクリーム色の壁、赤い色のトタン屋根、無造作に立つ電柱。昭和のまま時が止まったような駅である。

 

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今の駅名看板の上に、旧字体の「驛」がうっすら残っているのも、この駅がたどってきた歴史を匂わせて、古びたモノ好きにはたまらん。これで現役というのはかなりポイントが高い。
17:54発の弘前行に乗るのに、10数分前ぐらいについた。最初が人がほとんどいなかったが、少しずつ人が集まり、気づけば車もやってきた。駅と家が遠い人は家族に送ってもらうという、田舎では当たり前の光景なんだろうが、なんとなく新鮮に映る。

ホームで電車を待っていると、反対方向の列車がやってきた。高校生がそこそこ降りてきて、止まっている自家用車に乗り込んでいく。やがて弘前行も到着。こちらも結構混んでいた。荷物が邪魔にならないように乗り込み、弘前へ戻る。

空は暗くなり、本州を立つ夜が近づいてきているのを感じる。

 

弘前 イガメンチが、食べたかった。

滞在時間:2時間25分

 

田舎館駅を出て、弘前についたのは18:19。ここで晩御飯を食べる。旅行先、せっかくだからおいしいものを・・・とは思うが全くのノープラン。色々さがした結果「いがめんち」なるものがあるらしい。

よさげなお店が一軒、「とんかつ しげ作」。地図を見るとちょっと駅から遠いが、2時間あるし行ってみよう。と思って歩いていると、弘南鉄道大鰐線中央弘前駅が見えてきた。さっき乗った弘南鉄道の別路線であるが、この駅は弘前駅から少し離れている。

 

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しかし近づいて看板を見て初めて駅だと気づいたような駅だ。ありえん場末感が漂っている。夜なので駅の中が明るく見えるが、実際は特別明るいというわけでもない。むしろ蛍光灯と灰色の床で非常に陰気臭い駅だ。駅前も特に何かあるわけではないが、この駅の存在が駅周辺をドヨーンとさせていると感じざるを得ない。まあ個人的にはこの場末感が逆にそそられたが。

ちなみに東北の駅百選に選ばれてるらしい。・・・大丈夫か東北の駅百選

 

歩くこと30分ほど、やっとのことで「とんかつ しげ作」に到着。

 

tabelog.com

 

はいってイガメンチがあるか聞いてみると・・・

今日はイカが入ってきてなくて・・・

・・・・!!!!!死亡宣告来てしまった・・・・。確か今年はあんまりイカが取れてなくてみたいなことをニュースで言ってた気がする。それなら仕方ありませんねとすいません~とお店を出る。ため息をつく二人。また駅まで戻るのか・・・・・

 

途中に昔ながらの市場があるのだが、当然もうしまっている。ぐったりしつつもなんとか駅の近くのデパートに到着。あきらめきれない僕たち(というか僕)はお総菜コーナーを探す。・・・ない。お総菜コーナーにもないのかよぉ。仕方なくデパートを出る。

余談だがこの間、大学生協をのぞいたら、まさかの「イガメンチサンドウィッチ」が売っていたので思わず買ってしまった。味は普通だった。

 

なんだかんだで時間がないので、駅近くのラーメン屋に突入。

 

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蘭華亭だったと思う。いたってシンプルな醤油ラーメンだけど、歩き疲れた体にはしみた。地元の運動部集団ががっついてて、「うーんラーメン屋だ・・・」という謎の感想を抱いた。

tabelog.com

 

ちなみに最近はラーメンといえば天下一品ばかり行っている。読者も行こうな(唐突)。

 

奥羽本線弘前→青森 さあ北の大地へ踏み出そう

乗車列車奥羽本線 普通 青森行 弘前20:44→青森21:34

 

何とか腹ごしらえをして弘前駅に戻る。駅に着くと五能線ディーゼルカーが止まっていた。

 

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やっぱ古臭いディーゼルカーはいいなあ。特に音が。北海道から戻ったら五能線に乗るのだが、リゾートしらかみに乗るので残念ながらこいつには乗らない。

青森に向かうために乗るのは、行きと同じく電車である。今日は青森からいよいよ北海道へ渡る。暗闇を抜け、列車は青森に21:34に着いた。

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