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旅行とか色々。

北海道鉄道旅行記 三日目② 函館本線森~小樽 駅弁、監獄、駅弁

旅行日:2017.08.30

三日目行程

 

もくじ

 

 

函館本線:森→長万部 いかめしのサイズが...??

乗車列車函館本線 普通  長万部行 森10:07→長万部11:19

 

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車両はさっきまでと同じ、キハ40系。この列車は森発ではなく、函館発。ということはここまで乗ってきたやつに乗らなくても、これに乗ればダイレクトに長万部に行けたということである。もちろん前述の通り、ちゃんと理由があったからわざわざ朝早い列車に乗ったのだけれど。結果として森駅でものすごい時間ができてしまったのである。

かくいうこの列車も、森駅での停車時間は33分。さすが北海道である。ふたたびガラガラの車内のまま、列車は森駅を出発した。

 

さて、先ほど森駅で買ったいかめしを開ける。

 

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パッケージの写真は前回の記事にも載せたが、正直買った時の感想は「なんかちっちゃくね?しかも高くね?」だった。手に持ってみたが、やっぱり小さい。僕がよく見たいかめしのパッケージは、もっと縦長で「いかめし」の文字も縦書きだったはずだ。

ふたを開けてみる。

 

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やっぱり小さいな。前食べたときはこんな手のひらサイズみたいなイカじゃなかったぞ。

ここで、弘前のイガメンチのことを思い出した。今年(2017年)のイカ不漁らしい。つまりイカが取れないから、駅弁も小さくなるし、値段も高くなるということなのだろうか。ドーンとイカが入ってるのを期待していたから、少し残念だ。

でも味はあの味だ。甘辛のイカの中に、ぎっちり詰まったもち米は今まで通り。歯ごたえのあるイカともちもちもち米のボリューム感....!!! 素朴な味なのに何でこんなにおいしいんだ.....!!!

駅弁は本当に期待を裏切らない。これだから、駅弁は駅でこそ、とか言っといて、デパ地下の駅弁祭りにはついつい足が向くのだ。

 

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森から長万部まではひたすら海沿いだ。 北海道ではよく見るのだが、線路と海の間に何かあるわけではなく、ただ野原が広がっている。もちろん海ギリギリを走ることもあるのだが、駅と駅の間に家はほとんどなく、手つかずの土地だらけというところに、北海道らしさを感じる。

1時間15分ほどで、長万部駅に到着する。森駅で待ってた時間より移動時間のほうが短い。 

 

 

 

長万部駅 再び長時間待ち 

乗り継ぎ時間:1時間39分

 

1. 監獄(?) 理科大長万部キャンパスへ

森駅ほどではないが、またしても長時間待ちである。1時間40分乗って、2時間半待って、1時間15分乗って、1時間40分待つ。五稜郭で、普通列車乗車と同じタイミングで特急に乗れば、森駅を発車するころには札幌についてしまう。

ここでラッキーイベントが発生。なんとJR東日本の豪華列車「TRAIN SUITE 四季島」が長万部駅にやってきた。

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テンションマックスです。

この手の豪華列車の中では、JR九州の「ななつ星in九州」が有名だが、JR東日本にも同じような豪華列車があるのだ。まさかこんなところでお目にかかれるとは。北海道に乗り入れるとは知らなかった。

豪華車両だけあってスペースを広くとってあるのだろうか、想像以上に食パンみたいな車両のゴツさである。ただ中はめちゃめちゃ豪華だ。木組みの廊下とか、窓がとても大きいラウンジ・食堂とかが見えた。

 

www.jreast.co.jp


四季島の興奮は冷めやらないが、森駅とは違って、ここ長万部ではちゃんと寄りたいところがある。もちろん有名駅弁のかにめしも大事だが、その前にここへ行かなければいけない。

 

東京理科大学基礎理工学部長万部キャンパス。

 

基礎理工学部の一年生は入学式の途中で長万部へ向かって退出するという都市伝説(?)のある長万部キャンパス。こんな時でなければくる機会などそうそうあるまい、ということで足を運んでみることにした。

長万部キャンパスへは駅から歩いて20分。不便だなぁ~と思いつつ、ひとまず坂を上りきると到着する。

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校門から校舎まで遠いな・・・。というか、あまりにも人の気配がしない。普通に入っていいようなので入ってみる。

 

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どうやらメインの入り口らしいが、とても無機質な階段だ。

それにこのキャンパス、あっちもこっちも芝生が整備されている、というかもはや草原の中にキャンパスがあるといっても過言ではない。しかし本当に人がいない。この気配を見る限り、夏休み中は学生も教授もみんな東京に戻っているのだろうか。

 

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校舎の裏側に回ると、小高い丘になっていた。そこも青々と茂る草原。都市からも遠い、それどころか駅からも遠いこのキャンパスであるが、好きな時にいつでも野原に寝っ転がれるキャンパスというのはなかなかレアなのではないだろうか。

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うまいこと撮れば、おおよそ大学には見えない写真が撮れる(友人氏がwindows XPのデスクトップっぽい写真が取れそうと言っていた)。ちょうどよく一本の木がたっていて、北海道の富良野あたりを感じさせる。ここでCDジャケットの撮影とか、どうだろうか(なんのおすすめだ)。

寮っぽい棟もあったが、やっぱり人はいないようだ。この様子を見る限り「帰ってる」というよりは「帰らされている」という感じだったのだが・・・ 

それと、同行者曰く「長万部キャンパスは周囲にあまりにも何もなさ過ぎてキャンパス内にちょっとしたゲーセンやコンビニがあり、娯楽がそこで完結するようになっている」という都市伝説があるとのことで探してみたが、残念ながらそれらしきものは見当たらなかった。都市伝説はやはり都市伝説か。情報求ム。

 

草原は気持ちよかったけど、いてもやることがないので駅に戻ることにした。さっきより近道で帰れないのかな・・・と探していると、発見しました、近道。

 

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こんなにうっそうとした大学通用門はここにしかないのではないか。学校を出たら突然ハイキングが始まった気分だ。ちょっと不安になりつつも歩いていくと、元来た道に出た。確かに近道だったが、この道夜は真っ暗で使えないだろ.... そもそもそんな時間に出て行かないのかもしれないけど。っていうか正門から出てもだいぶ真っ暗なんだろうけど。

 

とまあ、理科大長万部キャンパスをさんざんやべえ所みたいな書き方してしまったが、ここに閉じ込められるのは一年間らしいので、自然が好きで、北海道に一年ぐらい住んでみたい!とかいうのなら、むしろこんなに最適なところはないのではないだろうか。終われば普通に首都圏のキャンパスなわけだし。

というわけで、もし大学受験が控えていて、終わったら北海道に行きたいといっている人が周囲にいたら、ぜひ東京理科大学基礎工学部をお勧めしてあげよう。学費で北海道に行けるぞ(?)。

 

同じ道を歩いて駅に戻るだけじゃつまらないので、海沿いを歩く。もうちょっと晴れてるとよかったんだけど。

 

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駅に戻り、買い出しのために駅の近くのドラッグストアに行ったら、こんな張り紙を発見。

 

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歓迎 東京理科大学

長万部に愛されてんなぁ(?)理科大

しかし理科大がここにある経済効果なんてどれぐらいなんだろうか。平成29年度の入学者数は315人になっていた。高校の1学年ぐらいか・・・ しかしこの街で300人分の経済活動が増加するとなると、その増加比率はそこそこになるのだろう。

ふと「大学誘致 メリット」で検索したら、こんな記事が出てきた。記事中で長万部キャンパスについて少し触れられているが、ここについては割と順調らしい。

www.sankeibiz.jp

 

 

2. いかめしに続き、かにめしをいただく。

さあもうひとつの目的に向かおう。それは駅弁のかにめしを買うこと。

かにめしは、駅のキオスク・・・ではなく、駅前に直売所があるらしい。・・・それもう駅弁ではないのでは?と思ったが突っ込まない。 駅を出てすぐのところにあるので、わかりやすい。 

 

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電車で来て買う人より、車で買いに来た人のほうがよっぽど多そうだ。かにめし1093円を購入。

 

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列車に乗り込んでから撮影。

 

時間がないので、いかめしの時同様電車に持ち込むことにした。

 

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長万部駅では、珍しい「そばの駅弁」も売られている。以前はこちらも時刻表にに際されていたが、最近は記載されていないので「なくなっちゃったのかな・・・」と思っていたが、実際はかにめし同様、直売店で買う方式でのこっているらしい(この日は見た感じやってなかったので、廃業してしまったのかと思った)。長万部に来た際には、ぜひこちらの駅弁も試してほしい。

 

 

函館本線長万部倶知安 駅弁は海の幸、景色は山へ

乗車列車函館本線 普通 倶知安行 長万部13:18→倶知安14:57

 

長万部駅へ戻ると、さっきとは違う車両が止まっていた。

 

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車両形式はキハ150。ここまで来るのに乗ってきたキハ40と違い、JR化後に登場した車両である。

ボックスシートに乗り込み、かにめしを開封する。

 

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これは想像してたのとちょっと違うな。てっきりボイルしたかにの身をほぐしたやつがのってるのかと思ったが、そうでもないらしい。どっちかといえばフレークみたいな感じで、水分のないやつだった。しかしこれがごはんと合う。甘辛いシイタケもカニとよくマッチしてた。

 

公式サイトに、まさに「カニの身をほぐしてのせたやつじゃないんだ」という感想に対する答えが載っていた。フレーク状になってるのはちゃんとしたこだわりだそうで。

www.e-kanaya.com

 

僕がかにめしを食べている間に列車は発車し、函館本線は苫小牧方面へ向かう室蘭本線と別れる。ここから先の函館本線は、通称「山線」。それに対する「海線」は、室蘭本線のことだ。僕が海の幸かにめしを食べる一方、「山線」は、その名の通り、山の中へ入っていく。

「山線」の線路は、蛇行しつつ山を登っていく。車内はいままでよりも乗客が多い。祖そんな状況だったので直接見ることはできなかったが、途中で動物(鹿?)に遭遇し、列車が止まるということもあった。

 

そういえば以前、家族旅行で北海道を訪れたことがあった。流氷を見に来たのにブリザードで網走に到達すらできないという、ある意味思い出深い旅行なのだが、この旅行の〆は寝台特急北斗星に乗ることだった。人生初めての寝台列車(個室のデュエットだった)にとても心躍ったのを憶えている。

そんなウキウキの寝台列車だったのだが、夜の北海道内で「ドン」という音と共にすごい勢いで急停車したことがあった。何かと思ったらまさかの鹿。小学生ながらに、北海道すげえな、、、と思ったものだ。

 

倶知安までの道のりでは、こんな駅を通る。

 

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その名も「昆布」駅。食べ物駅名としては結構有名な駅なのではないか。もちろん降りるわけにはいかないので車内から見るだけだが。

14:57、長万部から1時間20分ほど。昆布から三駅で倶知安駅に到着する。そういえば倶知安長万部もそうだけど難読駅名か。倶知安(くっちゃん)、長万部(おしゃまんべ)である。小さいころから時刻表を眺めて「鉄分」の恒常的過剰摂取状態にあった僕としては難読でもなんでもない。最近は昔ほど熱くはなくなったなぁ。大学生になって乗り鉄はだいぶ加速してるけど。

 

 

函館本線 倶知安→小樽 徐々に増えてくる乗客

乗車列車函館本線 普通 小樽行 倶知安15:18→小樽16:26

 

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倶知安駅舎。


ここでは20分ぐらいしかないのと、乗り換え客、倶知安からの乗車客で結構乗客がいるのですぐに席をとる。あとは友人と交代でトイレに行くぐらいだ。小樽行のキハ40に乗り込む。

 

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羊蹄山のふもとにある倶知安は冬はスキーで有名だが(ニセコも近い)、乗客が多いということは夏でも比較的観光地になっているのか。そんなこんなで車内は混雑しているが、発車した列車はここちよいディーゼル音と共に、再び山の中を進んでいく。

 

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窓を開けてみたりなんかして、風を感じる。気持ちいいというよりは大分強く風が当たるので、長くは開けてられないが。

途中の余市駅では、マッサンでもおなじみのウイスキー工場があるからだろうか、外国人観光客が多く乗ってきたりもした。

16:26、倶知安から一時間ほどで小樽駅に到着した。

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